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外断熱に気密層は必要か
外断熱工法を掲げている工務店の家を見てみると 皆さん気密層の考え方が違います。
1気密層を設けず 断熱材のみを外側に貼っている業者
2断熱材に気密テープを貼っている業者
3気密層をつくって その上に断熱材を貼っている業者
考え方がいろいろあり どれが正しいどれが間違っているかはいえませんが 私たちは3のやり方をしています。
まず一般的に 断熱 気密を考えたとき よく言われるのが 断熱材の室内側に気密層を設けることというのがあります。その基本にもとずくと やはり 外断熱 内断熱にかかわらず 気密層をもうけたほうがいいことになります。
それでは 何故 私たちが 断熱材の上から気密テープを張らずに 別に気密層(サーモプライ)をはるのかというと それは
安定した気密性能がでること 気密性能が安定してつずくことの2点です。
断熱材にテープをはったり ウレタンスプレーを吹いたりして 気密をとったとしても その時は良くても 劣化が早いのです。そういうわけで 私たちは気密層として サーモプライをはって それに気密テープを張っています。家は 30年 40年家族をも守ってくれます。そういう観点からも 長持ちする素材 長持ちする施工方法をするべきだと考えています。
さらに このサーモプライには 驚くべき特性があり きちっと施工すれば壁倍率2が取れるのです。そして 同じく壁倍率2の構造用合板に比べ 粘りがあるのです。構造用合板は 荷重をかけるとある一点で いきなり破断しますが サーモプライは 非常に粘りがあるため 破断が緩やかなのです。
今や 断熱や気密に関する論争がいろんなところであります。
私たち業者は 勉強することはもちろんですが 偏った考え方に固執せずより安全側に お客様のことを考えた施工したいものです